一球に込める復興への祈り!MS&ADカップ2024 なでしこジャパン 対 ガーナ女子代表 in 金沢ゴーゴーカレースタジアム(2024/7/13)

7月13日、今年2月にオープンしたばかりのサッカー専用金沢ゴーゴーカレースタジアムでまさかの日本代表戦が見られるということで、チケットを購入していた「MS&ADカップ2024 能登半島地震復興支援マッチ なでしこジャパン 対 ガーナ女子代表」の試合当日を迎えた。

梅雨時で天候が心配されたが、試合時刻の1時間ほど前に曇りから快晴へ。

キックオフは15:20、13:20に開場ということで13:30頃に付近に到着するも、数十台が駐車場の入場待ち。

かなり駐車するまでに時間がかかるのではと少し焦ったが、15分程度で駐車できた。

ちなみに駐車場は事前に1000円のチケットを購入しておかなければ駐車できないシステム。

入場口は正面の1ヶ所だけのようで、長蛇の列ができていたのでまたしても少し焦ったが、チケットの確認は機械でほぼ一瞬なので進行がスムーズで、結局15分くらいで入場できた。

一応手荷物検査もあったが、鞄の中身をちらっと見られたくらいだった。サッカーの試合観戦は小学生の時以来の人生2度目、日本代表戦は初めてなのでこれが普通なのかはわからない。

とりあえず散水中のピッチを眺めつつ、初めて来たスタジアム内を徘徊する。

JFAエンブレムの記念撮影スポット。

キックオフの40分ほど前から選手達がウォーミングアップ開始。メインスタンド方向。

立ち見自由席のホーム側ゴール裏。立ち見でもヒップバーがあって腰掛けることが可能。

ここには熱量の高いサポーターが集まっており、試合前から試合後までずっと応援し続けていた。

大旗を振れる区画も設定。なぜかいるくまモン。

この日は30℃ほどで、午後に直射日光が直撃するバックスタンドは灼熱地獄。

大きな望遠レンズは禁止っぽいので高解像の135mm単焦点レンズを使用し、限界までトリミング。

さすがはサッカー専用スタジアム、とにかく観客席とフィールドが近く、16mm超広角でもこれくらいの距離感。シュート練習のときにはボールがバンバン飛んでくるのでよそ見しているとマジで危険。

15:10、試合開始前のセレモニー開始。

後から写真を確認してみると、右上にサッカー日本代表のMF久保建英選手とDF富安健洋選手が写っていた。

国歌斉唱の様子を遠目に撮影しつつ、自分の観戦場所へ向かう。

今回購入したチケットはアウェー側のゴール裏。

座席や柵がほぼない完全な立ち見空間であること、ガーナの応援団を含めてほとんど人がおらず自由に動き回って撮影できそうだったことからホーム側ではなくアウェー側にした。

実際、この区画で観戦している人は20人ほどしかいなかった。

単に観戦するだけならメインスタンドやバックスタンドが見やすそうだが、撮影するならやはりゴール裏が決定的なシーンを狙えそうで、値段も約半額の2000円。

試合開始直前の円陣。遠い~。

一眼カメラでの撮影とネットアップが可能なことはJFAにメールで事前確認済み。

開始早々、FW田中美南選手のヘディングシュート。

初めてのサッカーの試合の撮影、めっちゃムズイ。

普段テレビ中継でボールの動きを的確に捉えているプロカメラマンの凄さを体感。

そんなテレビカメラマンのわずか2,3m後ろから撮影できるのは最高すぎる。

この試合はフジテレビで全国生中継されていた。

格下相手なので攻撃回数が多く、敵チームのゴール裏からの撮影機会は多い。

当然ながら攻撃に参加する割合の高い選手の写真が多くなる。

前半途中で相手チームに退場者が出たこともあってほとんどずっと攻撃。

ゴールラインは10mくらいしか離れていないので、近くまで来てくれるとこんな写真が簡単に撮れてしまう。

ゴール裏が特等席すぎて最高。

貴重なMF長野風花選手の攻撃参加シーン。望遠レンズ使えたらもっと中盤の選手も撮影できたのだが。。。

快晴でシャッタースピードを稼げるのはよいがとにかく暑い。

プレーが止まるたびに後ろにできている電光掲示板の影に避難。

相手選手にピントを持っていかれることも多かったので日本代表AFが欲しい。

日本のキーパー暇そう笑。

右サイドバック清水梨紗選手はDFでありながらも攻撃参加多め。

日本の左サイドが日陰で主に右サイド側で撮影していたので、清水梨紗選手の撮影機会はまあまあ多かった。

今回最も撮影機会が多かったのはMFの藤野あおば選手。

FWかと思うくらいの攻撃参加。後半にはFKを直接決めた。

めっちゃいいの撮れてた~。

藤野選手が一番削られていた気がする。

ここ金沢出身ということで今回特に注目していたDF北川ひかる選手。

左サイドバックなのでずっと遠くにいたが、フリーキックの際にはキッカーの1人として多少近くに来てくれた。

DF高橋はな選手のヘディングシュート。

わかっていたことだが、決定的なシーンではスタンダード機だと連写性能が不足する。

清水梨紗以外のDFの選手の撮影機会はセットプレーの時くらいだった。

前半のうちにゴールシーンが見られるのかヤキモキ。

惜しいシーンは何度かあったがゴールには至らず。

後半は逆エンドになってしまうので前半のうちに1点取ってくれることを祈りつつ撮影。

セットプレーの際に相手選手と競り合うキャプテンDF熊谷紗希選手。

忘れもしない2011年W杯優勝メンバーの1人で、現在もなでしこジャパンを率いている。

この試合は単なる復興支援の親善試合ではなく、パリオリンピック前最後のAマッチという重要な試合。

前半のうちに相手選手1人退場というのはハンデをもらいすぎて意義のある試合になったのかが心配。

途中で審判の判定に不満を持った一般のガーナ人が乱入して審判がレッドカードを提示する珍事もあった。

観客席とフィールドが近いのは見る分には最高だが警備とかは大丈夫なのだろうか。

今回は大した警備もなく、その気になれば乱入し放題だった。

藤野選手に指示を出すMF長谷川唯選手。

長谷川選手は自分が認識する限り代表選手の中で最も能力が高い。

黒人選手にもあたり負けしない体の強さ。

頭に巻いているバンドがトレードマークになっている。

オリンピックは男子サッカーはアンダー23代表だが、女子サッカーはフル代表。

フル代表の試合の撮影はおそらく最初で最後。

自宅から近いサッカー専用スタジアムでのフル代表の試合なんてめったにあるものではない。

今回は、パリオリンピック直前であること、元旦に能登半島地震があったこと、2月に自宅近くのサッカー専用スタジアムがオープンしたことなどの条件が奇跡的に重なった。

しかも試合開始1時間前から快晴という好条件で申し分なし。

北川ひかる選手は試合終了直前に負傷交代して心配されたが、メディカルチェックの結果特に問題はなかったようで一安心。

地元での凱旋試合ということで少し気合いが入りすぎてしまっていたのかもしれない。

親善試合ではやはり怪我が怖い。

ゴールネットに邪魔されるので、ゴール裏からキーバーのプレーを撮影するのは難しい。

左サイドにいたので撮影機会がほとんどなかった宮沢ひなた選手。

結局、前半にゴールが生まれることはなかった。残念。。。

約15分のハームタイムを経て後半開始。

前半の時よりも円陣が近いので高解像で撮影できた。

フィールドのかなりの部分が日陰に。

ほぼずっと攻撃しているのでアウェー側のゴール裏からの撮影機会はほぼなし。

後半開始早々、待望の先制点。

アウェー側のゴール裏から撮影するとホーム側ゴール裏の熱狂するサポーター達が背景になってめっちゃいい。

バックスタンドの観客達は控えめに盛り上がる。

その後もゴールがあったが遠すぎて何が何やらわからないので、逆側の踊り場的なところに来てのぞいてみたら、ちょうど途中交代で入ったFW植木理子選手が4点目を決める瞬間を見れた。

一連の流れ。こういうのは動画のほうがいいかな。

記念撮影。

ゴール直後、運良くこちら側に走ってきてくれた。

入場者数の発表。最大収容人数は10400人くらいらしく、メインスタンドとバックスタンドのチケットは早々に完売していたが、ゴール裏は当日券もあった。

試合終了直前、大旗を撮影。

試合終了後、選手、監督、スタッフらが横断幕をもってフィールド上を一周。

何が映っていたのかは不明だが、立ち止まって電光掲示板を眺める3選手(DF古賀塔子、この日2点目を決めたFW浜野まいか、この日は出番がなかったMF谷川萌々子)。

古賀選手と谷川選手はまだ10代だが、わずか18人という少ないオリンピック出場メンバーに選ばれた優秀な選手。

負傷交代した北川ひかる選手のTシャツを掲げるバックアップメンバーのDF守屋都弥選手。

ずっとスタメンでこの日も大活躍の長谷川選手と清水選手も笑顔。

最後に池田太監督とサッカー日本代表のマスコットキャラクターも撮影できた。

無事に勝利してみんな笑顔でよかった~。

敷地内や周囲の交通事情が悪く、駐車場から出るのに45分ほどかかった。駐車した場所によっては1時間ほどかかるようだった。

 

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