4月中旬の快晴の日、日産化学株式会社富山工場が運営する「日産ビオパーク西本郷」を訪れた。
近年、朝日町の「あさひ舟川春の四重奏」が全国的にも有名になってきているが、こちらでも春の四重奏を見ることができる。
もちろん、その規模は比較にはならないが、その分気軽に鑑賞出来る。
数十台分くらいの駐車スペースすぐ横に菜の花エリア。

50mくらい離れたところにメインのチューリップエリアがあり、すぐ横に大きめのしだれ桜が2本。

残念ながらこの日はかなり雲がかかっていたが、立山連峰も見える。

見事な桜・チューリップ・菜の花・立山連峰の四重奏だが、認知度が低く、訪れていたのは数人だけ。

カメラマンですら知らない人も多い。

逆側にはソメイヨシノの並木もあるが、チューリップが開花するのを待っていたせいで終了直前。
年によっては桜とソメイヨシノの時期がうまく一致するかもしれない。

下にはベンチも置かれているのでゆっくりできる。

チューリップ畑でたまに見かける1本だけ仲間はずれの個体が撮影的には画になりやすい。


水やりが行われていたからか、間に水が溜まっているのでリフレクションを狙う。

上がピンク、下が白の可愛いチューリップが桃太郎かな。



ピンクの仲間はずれ発見。

水仙ロードもあったが、チューリップ畑とは20mくらい離れていてコラボが難しい。

会社経営ということもあって整備が行き届いた見事な公園。

もっと認知度が上がって欲しい気もするが、人が増えるとそれはそれでまたいろんな問題が生じるのが悩ましいところ。

知る人ぞ知る秘密の場所くらいの方がいいのかもしれない。

今回は時間的にできなかったが、富山空港からも近いので、離着陸する飛行機とコラボすることも可能。



時間が経つにつれて立山連峰を覆っていた雲が晴れてきた。

以前から気にはなっていたものの、他の桜スポットを優先したりして中々撮影に来られなかったが、今年ようやく撮影できてよかった。

何だかんだで50分くらいの撮影時間だった。
