氷見市遊郭跡地「無尽蔵」で様々な体験ができるイベント「ハナマチ・ロマンティスク」ももう3年目、今年も氷見市出身のモデル島絵理菜さんの撮影会に参加した。
一昨年の花魁、去年のまるまげに続いて今年は芸妓。
メイン会場の無尽蔵内はすでに撮り尽くしたが、今年は外での撮影も可能ということで興味を持った。
ポートレート撮影で一番大事なのはロケーション。
メイン会場の無尽蔵から近いところでポートレート撮影に適した場所を考える。
しかし、番屋街、比美乃江公園、氷見漁港、日宮神社、湊川、朝日山公園、十二町潟水郷公園、あいやまガーデンなどの候補が浮かんでは消えていく。
どこもロケーションはいいのだが、時間無制限ならともかく短時間で納得のいく撮影ができるほど撮影スポットの密集度が高くない。
そんな中で、実際に上日寺を下見して「ここならまあ何とかなるかなあ」と思ったのが約1ヶ月前。
撮影会の数日前になって、今年は様々なお花の見頃が早いので最初から無理だろうと諦めて候補にも入れていなかったいた場所がふと気になって念のために下見に訪れた。
驚いたことにほぼベストタイミングではないか。
その場所こそ知る人ぞ知る富山県No.2のふれあいの森紫陽花園。
正直上日寺も暗すぎたり当日の天候によっては難しい撮影になりそうだったりでかなり不安があったのだが、ふれあいの森の紫陽花が満開なら何の不安もない。
雷でも鳴らない限りは勝利確定、ウキウキしながら本番を迎えた。
この日は直前まで別のイベントを撮影し、撮影会は夕方から。
制限時間があるので、最初に最も紫陽花の密集度が高く、紫陽花の壁ができているところで撮影を開始して撮れ高を確保する。
紫陽花+着物女性という最強コラボの紫陽花ポートレート最高すぎる~
凄すぎて撮影が捗る(笑)。
この日は晴れ、夕方になっても30℃ほどあってかなり暑い。
撮影前は紫陽花なので雨降るといいな~とも思っていたが、時間がない中で撮影がさらに大変になるので結果的に晴れでよかったかな~
この付近は完全に日陰だが、開けた場所なので撮影に十分な明るさがある。
短時間でできるだけいろんな写真を撮りたいので、1ヶ所数分ほど撮影してすぐに移動。
50mほど歩いて公園の反対側に。こちらは日向。
こちらにも紫陽花の壁がある。
紫陽花ポートレート最高なのだが、紫陽花に埋もれる以外の発想があまり思い浮かばない(笑)。
埋もれすぎたかな(笑)。
この氷見市ふれあいの森紫陽花園、ポートレート撮影に限れば富山県No.1の太閤山ランド紫陽花園に匹敵すると思う。
密集度が高い場所が複数あり、水辺を取り囲むように紫陽花が配置されており、画になる橋や休憩小屋もあり、少し階段を登ると俯瞰で撮影できるという絶好のロケーション。
ほとんど人がいないのもポートレート撮影に適している。
多くても10人程度。
この通路の横はガクアジサイ中心。
黄金の帯にうまく光が当たると綺麗だな~
この通路は基本的に日陰で後ろが日向になるのだが、思ったよりも暗くならずに済んだ。
今回2種類の和傘を用意してもらった。
こっちの通路からも1周出来るが、時間的に完全に1周は無理そうだったので反対側の通路へ。
反対側の通路は両側に紫陽花。
日光が顔に当たった方がいいのか帯に当たった方がいいのかどっちだろう。
この通路のうち特に紫陽花が密集している付近で撮影。
これまでポートレート撮影では常に単焦点レンズを用いてきたが、今回はズームレンズで撮影した。
事前の下見で単焦点は無理があると判断したが、正解だった。
時間的にとてもではないが単焦点レンズなんかで撮影していられない。
去年の今頃は持っていなかった70-200mmズームレンズ、今年は持っててよかった~
必死に階段を登ってポツンとモデルを撮影。
本当は遠くからの写真を他にも撮りたいと思っていた場所が複数あったのだが、時間がなさ過ぎた。
ダッシュでモデルさんから離れたところまで移動して撮影しているので体力的にかなりしんどい(笑)。
残りはそこまで紫陽花が密集している場所はないので、構図を工夫する。
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いい感じの木漏れ日。
一応ほぼ予定通り最後にこの階段横に紫陽花がかなり密集しているところで撮影できた。
ここでタイムアップ。
終了後は汗が滴り落ちるほど暑かったけど大満足の撮影会だった~
去年の様子はこちら。