
8月最初の土日は多くのイベントがかぶる。
例年どのイベントを撮影するか迷うが、数ヶ月前に今年は能登半島地震復興を祈願してブルーインパルスの展示飛行が行われると発表された時点で第53回ひみまつりの撮影が決定した。
通常は前日に予行演習が行われるので、悪天候などで中止にでもならない限り撮影チャンスは2回。
ただし、撮影的には青空でなければがっかり感が大きいので、数日前から快晴を祈り続けた。
メイン会場は海岸に隣接する比美乃江公園。
心配された台風も逸れて2日間ともに晴れそうなので、当日はメイン会場で撮影することにして前日の8月1日は比美乃江公園を俯瞰出来る朝日山公園から撮影することにした。
8月1日、念願の快晴。
公式Xでは予行は14時と発表されていて、予定のルートは射水市海王丸パーク→高岡市雨晴海岸→氷見。
余裕を持って12時半頃に朝日山公園に行くと、普段誰もいない駐車場はすでにほぼ満車だった。
35℃を超える猛暑の中、場所取りしてブルーインパルスが来るのを待つ。
周囲にはyoutubeや無線で状況把握している猛者が多くおり、「今小松空港を離陸した」といったような会話がなされていたので、安心して待つことが出来た。
14時5分前、待ちに待ったブルーインパルスがやってきたので望遠レンズで撮影を開始する。

富山県の雷鳥を模したライチョウという隊形らしい。

航空祭ではないのでアップばかり撮影しても意味がない。超広角レンズで氷見の街並みも画角に入れて撮影。

大きな突起物(比美乃江大橋)があるところがメイン会場の比美乃江公園、その手前には五重塔(個人宅)、右は唐島、中央左の崖は阿尾城跡。

ブルーインパルスの撮影は、砺波チューリップフェアでの富山県初飛行以来4年ぶり。

何回見ても感動。

阿尾城跡をアップで。

氷見市は富山県の中で唯一能登半島に所属しており、2024年1月1日の能登半島地震の際も富山県内で最も大きな被害が出た。

自分の自宅も半壊(´;ω;`)

予行演習にもかかわらず、会場では当日と同様に演目内容などアナウンスがされていたようで、何を言っているかまではわからないが聞こえてきた。







最初に飛来してから約20分、最後に見応えのある演目を畳みかける。

サクラ。

ハート。

ラストはレベルサンライズ。

8月2日、比美乃江公園へ。
展示飛行2時間前、早い人は早朝から来ていたようで比美乃江公園に隣接する富山県No.1の道の駅ひみ番屋街も含めて当然のごとく周辺の駐車場は満車。
自分は会場から少し離れた地元民しか知らない秘密の場所に駐車。
前日同様の猛暑なので、かつてない人だらけの番屋街の中で時間をつぶす。
会場では11時15分から富山県警音楽隊の演奏が予定されていたので時間を狙って来てみたら、予定よりも早く始まっていたようで、ほとんど撮影できなかった。。。

ブルーインパルス展示飛行の準備があるとかで予定が早まったらしい。

海上にはボートや水上オートバイから展示飛行を見ようとしている人達が多数待機していた。

予定通りの12時にブルーインパルス飛来。

会場は広いので特に場所取りの必要もなく、最前列で撮影。

本当はもっと海を入れて撮影したかったのだが、前に堤防があるのでこれが限界。

前日と違ってこの日はかなり雲が多かったものの、幸い最も重要な海方向は青空でよかった。





展示飛行の間にもどんどん雲に浸食される青空。

比美乃江大橋と一般人立ち入り禁止の展望台。

雲が多かったからか、予行演習で行われたサクラはこの日は行われなかった。

12時24分、予行演習と同じくレベルサンライズで終了。ギリギリ青空が残っていてよかった。

展示飛行の後、一旦自宅に戻り、夜の花火大会を撮影するために17時頃に会場に戻ってきた。

いくつかの催し物が行われていたので、花火まで軽く撮影した。
ZUMBAダンス。

氷見音頭。

人の数は例年のひみまつりと同等になり、氷見に平和が戻った。


台湾からの留学生?がダンスを披露していた。

珍しく海のすぐそばで行われていた能。



能終了後1時間半待ち、20時にようやく花火開始。
まずは足湯とコラボ。

メイン会場で尺玉を撮影。

ひみまつりの打ち上げ数は毎年富山県最大の約5000発。

ただし1発1発が小さいからか、全体の規模感は体感で1000発くらいの花火大会と同じ。

息を切らしながら比美乃江大橋とコラボできる位置まで移動。

開始から35分、フィナーレ。

とにもかくにも2日間青空でブルーインパルス撮影できて最高だった~。