平和への祈り!北日本新聞納涼花火大会&万灯みたままつり in 富山県護国神社(2023/8/1)

毎年8月1日に行われる北日本新聞納涼花火大会(富山会場)、今年も平日で他のイベントとかぶらないので去年に続いて撮影に訪れた。

この花火大会の3大撮影スポットが本部近くの正面、呉羽山、富山県護国神社と思われ、正面と呉羽山からは過去に撮影したので、今年は富山県護国神社で撮影することにした。

本当は去年富山県護国神社から撮影しようと思って訪れていたのだが、訳あって護国神社での撮影を断念して正面から撮影したので、今回再び訪れた次第である。

今年はパフォーマーハルキによるファイヤーパフォーマンスの奉納もあるということで、むしろ去年撮影していなくてよかった。

 

昭和20年8月1日、富山大空襲によって広島と長崎を除くと地方都市では最大の2700人近くがなくなったとされ、その慰霊と平和への祈りのために北日本新聞納涼花火が始まった。

富山県護国神社でも毎年8月1日には戦没者の鎮魂を祈る万灯みたままつりが行われており、1000灯近い行灯が画的によいというだけでなく、この花火大会本来の意味合いからも富山県護国神社での撮影が最も適しているようにも思われる。

個人的には人も撮影したいので、18時半から御神楽の夕べ(巫女舞)、19時頃からファイヤーパフォーマンス、19時40分からの花火をすべて撮影するつもりで準備してきた。

他に特に予定もなかったので無駄に16時頃に来てしまい、35℃近い猛暑の中でひたすら待つ羽目になった。

10人ほどのカメラマンがすでに三脚を立てていた。

過去の様子から場所取りの必要はないと判断し、18時半から始まった御神楽の夕べを撮影する。

大拝殿で行われる御神楽の夕べ、撮影には厳しい暗さ。

f2.8では厳しいことを知っていたので、50mmf1.4と135mmf1.8で撮影。

中学3年生の巫女による浦安の舞。

いでたちの舞。

大学生の巫女によるみたま慰めの舞。

19時に近くなり、時間を追うごとに外が暗く撮影が厳しくなってくる。

なんとかISO1600までで撮影できた。

御神楽の夕べ終了後、直ちにファイヤーパフォーマンスが行われる鳥居前に移動。

意外にもファイヤーパフォーマンスを見ようとするカメラマンや一般客は少なく、容易に正面付近を場所取りできた。

19時5分すぎからパフォーマンス開始。

大拝殿をバックにしてやるのかと思ってたら逆側の木々が背景だった。

多くのカメラマンは花火に集中している模様。

そもそも、護国神社はカメラマンには定番すぎて、すでに撮影済みで最初から来ていないカメラマンも多かったと思われる。

すでに境内は一般客も含めて300人ほどが花火待ち。

カメラマン以外の人にはどの程度このスポットが知られているのだろうか。

ビヨ~ン。

LEDパフォーマンスも。

19時半頃にハルキのパフォーマンス終了。

花火が控えているのでいつもよりもやや短めだった気がする。

急いで三脚を設置して花火撮影に備える。

境内は多くの人が座っているが、密集というほどではなく、人と人の間には割と自由に三脚を設置できるくらいの隙間がある。

19時40分、ここからではカウントダウンも何も聞こえないが、運良く最初に見えた一発を捉えることができた。幽霊写ってるけど~(笑)。

まだ空に明るさが残る時間帯の方が綺麗かな~。

花火は護国神社の左側の神通川河川敷から打ち上げられるので、基本的には右側から左側を向いた角度で撮影することになる。

富山県の花火は一発撮りでは中々画にならいので、3枚を合成する。

ずっと同じ場所で撮影していても同じような写真にしかならいので、意外にも空いていたド正面に移動してみる。これも3枚合成。

行灯の近くにも移動してみる。

この日は風が強め、煙が流れて花火が綺麗に見えるのはよいが、長時間露光していると行灯がブレてしまう。

もっと行灯に近づいてみる。

多少ならともかくさすがにブレが大きすぎるので、近くでの撮影を断念し、遠くから撮ってみる。

20時近くになると空はほぼ真っ暗。

花火終了は20時20分、フィナーレをどこで撮るか考えた結果、近すぎても離れすぎても今一つと判断し、結局一番最初の位置に戻ってきた。

フィナーレが近づき花火が派手になってきたので、以下全て一発撮り。

合成がめんどくさいだけ(笑)。

ちっちゃめの花火は左から、尺玉はその右から打ち上げられる。

風は左から右に吹いている。尺玉が右に流れてくれると全体のバランスがよくなるので撮影的に有り難い。

ラストの締めは圧巻。写真が花火で埋まるようにトリミングしたらほぼ狙い通りでいい感じになった。

花火終了後、カメラマンも一般客も行灯撮影タイム。

浴衣を着た少女2人組に声を掛けて撮影させてもらっているカメラマンも何人かいた。

花火終了後15分もするとかなり人が少なくなる。

20分ほど行灯を撮影してから帰宅。

 

本部近くの正面から撮影したときの様子はこちら。

呉羽山展望台から撮影したときの様子はこちら。

 

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