幻想的光景!第11回湯涌ぼんぼり祭り点灯式(2023/7/16)

この日花火大会など複数のイベントがかぶっていたが、完全初見であることと、石川県の2大アイドルグループの西金沢少女団とほくりくアイドル部が珍しく同一イベントに出演ということで、湯涌ぼんぼり祭り点灯式を撮影することにした。

この祭りは、2011年のアニメ「花咲くいろは」に登場した架空の祭りを現実化したという珍しい祭り。

毎年多くのアニメファンが訪れている模様。

もう11回目ということもあり、自分のようにアニメを全く知らない人に対する認知度も上がってきている。

しかし、この金沢市湯涌温泉は駐車場が少なく気軽に行けないのが難点。

初見なのでどれくらいの人が集まるのかもわからず駐車場がなくなると面倒なことになるので、金沢駅からバスで行くことにした。

高速で渋滞に巻き込まれるなどして1時間に1本ほどしかないバスに乗り遅れそうになるも、ギリギリ乗車できて無事に湯涌温泉に到着。片道610円の出費。

この日は35℃近い猛暑、冷房が間に合っておらず、バスの中ですでに汗だく。

バス停から数百mほど歩いて本会場の扇階段に到着、日陰で涼みながら14時開始の西金沢少女団のライブ開始を待つ。

予定通り14時にライブ開始。

扇階段中腹の踊り場でライブ。

階段は立ち入り禁止なので、階段下から撮影。

今まで様々なステージを撮影してきたが、ここまで演者と観客の高低差のあるステージは初めて(笑)。

やや離れたところから望遠で撮影する分には高低差はそこまで影響しないかな。

それよりも太陽が真上近くにあると顔に前髪の陰ができてしまいがちなのが撮影的に厄介。

西金沢少女団の撮影は1年ぶりくらいだったかな~

予定通り14時半にライブ終了。

その後フルート演奏のパフォーマンスもありつつ、16時からほくりくアイドル部のライブ。

今回は22人中16人が参加。

人数が多いので、西金沢少女団のライブのときよりも広い1つ下の踊り場でのライブとなった。

1つ完全に予定外だったのは扇階段が文字通り扇状の構造をしており、メンバーがそれに沿って立っているので正面があってないようなもの。

う~む(笑)。

とりあえず超広角でジャンプを撮影し、後は望遠でアップを撮影しておくことにした。

これだけ人数が多いとどのメンバーメインで撮影するか迷う~

西金沢少女団のときよりも太陽の位置が低く顔に前髪の影ができにくくなったので、かなり撮影しやすくなった。

思い返してみても、過去にこの時間帯に屋外の順光の環境下でライブを撮影した記憶がほとんどない。

こんなに綺麗に撮れるものだったのか~

ライブ開始後20分ほどすると、正面から日陰が迫って来た。

日陰はものすごい勢いで踊り場中央から浸食してくる。

日陰の位置にいないメンバーを撮影するしかなくなる。

16時半、わずか10分ほどで一番下の踊り場が完全に日陰になり、ライブも写真的にも終了(笑)。

アイドル達とアイドルファンはぼんぼり点灯を見ずに帰って行った。

自分はその後のフルート演奏やアカペラ演奏のステージを眺めつつ、20時の点灯式開始を待った。

暗くなり始めるにつれて、アニメファンが集まり出す。

10年以上前のアニメにもかかわらず、意外にも10代20代の若い人が多かった気がする。

和太鼓演奏が19時半からの予定だったが何故か始まらないので、この日無料開放されていた消灯直前の金沢湯涌夢二館を撮影。

19時45分頃からようやく金沢百萬石太鼓による和太鼓演奏開始。

正面からのライトアップがなく、ストロボでもなければどうしようもない。

20時、300~500人ほどの人が見守る中で点灯式が始まり、カウントダウンと共にぼんぼり点灯。

今まで様々なライトアップやキャンドルイベントを撮影してきたので特別に期待してはいなかったのだが、予想に反して圧倒される美しさ。

先に関係者によって扇階段を登った先にある湯涌稲荷神社に奉納が行われるようで、それまで一般客は扇階段に立ち入り禁止。

ちょうどいいので今のうちに誰もいない扇階段の様子をひたすら撮影。

三脚を持ってきて撮影しているガチカメラマン自分1人(笑)。

関係者を除くと、一眼カメラを持っている人すらほとんどいなかったように思う。

コスプレイヤーが数人いたが、初音ミクしかわからなかった。

15分ほどで関係者による奉納終了。

規制解除と同時に真っ先に階段を駆け上がり、誰もいない湯涌稲荷神社を撮影するも、ライトが明るすぎた。

最終バスは21時20分発なので、残された時間は1時間ほど。

明るいうちに下見して撮影ポイントをある程度決めておいてよかった~

扇階段の上から望む湯涌温泉街。絶景。

小さい温泉街とは聞いていたが、思っていた以上に小さかった。

結構宿泊する人も多かったのかな。

ぼんぼり点灯は10月21日の本祭まで続く。

毎日22時まで。

今年の本祭は宿泊者や抽選当選者に限定されるらしい。

コロナ前の写真を見ると数千人近い人が集まっていたようだが、再びそんな日が来るのだろうか。

21時、まだまだ人がいたものの、最後にやや離れたところから全景を撮影して撮影終了。

発車の10分くらい前にバス停に戻ると最終バスがすでに定員オーバー。

一瞬人生終わったかと思ったが、予備のバスが来るとのことで一安心。

予備のバスに乗車したのは10人、ゆったりと座ることができたのでむしろ予備のバスに乗れてよかった。

 

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