富山県内で行われる約20個の主要な花火大会のほとんどはすでに一度は撮影済み。
今回、自宅から遠いこともあってまだ撮影できていなかった入善町の「舟見七夕祭り花火大会」が、ちょうど70回目の節目で例年よりも盛大に行われるということで撮影しに訪れた。
舟見七夕祭りは毎年7月第1週土日の2日間行われ、1日目の土曜日の夜に花火大会がある。
花火は20時からだが、場所取りや七夕飾りの撮影も想定し、16時頃に指定駐車場に到着して余裕で駐車。
花火の撮影場所は、打ち上げ場所の正面か、数km離れた山の上にある舟見城址館が定番。
今回は70回記念のナイアガラ花火も撮影したいので、正面から撮影することにしてとりあえずは場所取りへ。
50m位の道路上が正面最前列、すでに20人くらいのカメラマンが三脚で場所取りしていたが、まだまだ余裕があったので自分も三脚をおいて七夕飾りの撮影に向かった。
花火の打ち上げ場所と屋台が並ぶ場所は300mくらい離れており、何気に往復が面倒。
域内の多くの家に七夕が飾られている。
大きいものは少ないが、どれもかなり手が込んでいる。
汚れとかもなかったので、毎年使い回しているわけでもなさそう。
どうやら、各家庭が1年間ためたアルミ缶などをリサイクルして飾り付けているっぽい。
高岡の七夕祭りとは異なり、地域住民の手作り感がある祭りでほのぼのとしててよい。
後はドン曇りじゃなければよかったのだが。。。
天気予報からすると雨が降らなかっただけマシかな。
雨が降ると紙でできた飾り付けは撤収するしかなさそう。
七夕神社の藤保内神社では、午前に参拝や短冊奉納が行われていたようだが、この時間帯は何もなく訪れる人もなし。
七夕祭りのメイン会場は300mくらいの長さの道路。
花火会場と逆側のほうの端は人はまばら。
カメラマンは自分くらい。
花火の時間までは余裕があるのでゆっくり撮影して回る。
電飾のある七夕飾りはごくわずか。
日中に撮影するしかない。
45分くらい七夕飾りを撮影して回った。
中央付近ではジャズライブ。
1時間ほど続いていたと思う。
1時間ほど休憩し、暗くなり始めた19時頃に再び戻ってきたら、最初に見た時にはなかった入善町のゆるキャラ「ジャンボ~ル3世」の立て看板が設置されていた。
さらに暗くなるのを待つ。
19時20分、普通の撮影が厳しい暗さになったので、七夕飾りの撮影を終了して花火会場へ移動。
予定通り20時に花火開始。
最前列からだと16mmでも高度があるものは画角に入りきらない。
やっぱり右側にライトアップされている舟見城址館を入れておきたいかな。
正直あまり期待していなかったが、かなりいい花火だった。
合成なしの一発撮りでこんなド派手な写真が撮れる花火大会は富山県内では多くない。
総合的に見て富山県の30弱ある花火大会のうち10位内には入るかなあ。
この日は風が強く、煙がすぐに流れてくれるのでよかった。
打ち上げ範囲が広く、人出もそこまで多くないのでゆったりと鑑賞できてよい。
終了間際に今年のメイン?の剱岳をイメージしているというナイアガラ花火。
普通に撮影するとご覧のようにすごいことになるので合成するしかないかな笑。
以下合成。
20時40分、花火終了。
ついでにライトアップされている舟見城址館を望遠レンズで撮影しておいた。
帰宅渋滞も10分ほどで脱出でき、予想以上に満足度の高い花火大会だった~