満開の桜の下で雅な歌遊び!第36回ふちゅう曲水の宴(2024/4/7)

平安時代の貴族の歌遊びの再現という富山県No.1の優雅なイベント「ふちゅう曲水の宴」、5年前は雨で屋内に、去年は桜の見頃終了後、今年3回目にしてようやく快晴かつ満開の桜の下で撮影することができた。

4月第1週は多くの桜関連イベントが被る。

他にも行きたいイベントは複数あったが、このイベントが最優先。

今年は桜の開花がほぼ例年通りで、当日までに満開になるか1週間くらい前からやきもきしていた。

最も早い松川べりあたりはすでにほぼ満開と言っていい状態ということはSNSなどでわかっていたが、会場となる各願寺がやや小高い山の中腹ということもあって満開の確信がもてなかったので、当日早めに行って桜の状態を確認し、満開でなかった場合は他イベントに行く予定を立てる。

イベント開始は10:00だが8:30くらいに到着してほぼ満開であることを確認、早めに来たおかげで隣接する駐車場にも余裕で駐車できた。

隣接駐車場は小さく、ここが満車になった場合はより山の上にある駐車場に止める羽目になり、往復がしんどくなる。

桜の懸念は解消されたものの、もう1つの心配は天候と立山眺望。

曇り空の上に立山連峰がほんのうっすらとしか見えない。

それでもメインの曲水の宴がある午後からの快晴予報を信じて撮影を決断。

午前10時頃から始まった幼稚園児達の発表をただ眺めつつ、10:40頃から始まった獅子舞から撮影開始。

去年と同じように撮影すればいいと余裕をこいていたら、会場のセッティングやマスコミの位置などが去年とは微妙に違っており、イメージ通りに撮影できなかった。。。

徐々に青空も見えてきて午後への期待も高まる。

その後、入山行列が始まる11:45まで、たまに境内を通り過ぎる巫女さん達を捕まえて撮影させてもらうタイム。

11:45、富山藩主の入山行列。

各願寺門前の200mほどの参道をやっこや侍など約20人の行列が巡行。

一番の目的はやっぱり華があるお姫様。

お姫様は行列の最後尾のほうにおり、門前で行列が到着するのを待っているだけでは撮影チャンスが少ないので、行列と併走して撮影。

参道の途中にある遅咲きの桜はまだだったが、黄色い水仙があったので前ボケに利用。

途中2回の休憩を挟みつつ、30分ほどかけて行列が各願寺門前に到着。

富山藩主が入っている籠。地味に重そう(笑)。

門前で籠から富山藩主が降りてきて入山行列終了。

記念撮影などしていたので便乗。

12時半過ぎ、富山藩主入庭。

予報通り快晴になったはいいものの、4月上旬にもかかわらずめっちゃ暑い。。。

気温は20℃だが、直射日光があるので体感25~30℃、油断すると熱中症になるレベル。

この時期の紫外線は真夏よりも強いらしく、日焼け止めクリーム塗ってきておいてよかった~。

予定通りの12:45、富山藩主とお姫様が見守る中、歌人入庭。

雅楽演奏も伴い、優雅としか表現のしようがない圧巻の光景。

念願の満開の桜バックが最高すぎる。

7人の歌人が曲水沿いにある畳の上に着席後、童子がお題の配布。

今年のお題は「心」。

満開の桜と立山連峰バックでの巫女舞。

5分ほどで巫女舞終了。

巫女さん退庭。

続いて富山藩主とお姫様も退庭。撮影的には最後までいてほしいが。。。

13:15、歌詠みが始まる。

曲水を流れる杯を誘導するための笹を持った童子達が可愛い。

曲水に盃を流し、自分の前を通り過ぎる前に短歌を詠む。

歌が詠み終わって回収されるまでは20分ほど。

その間に庭の周囲を動き回ってひたすら撮影。

満開にもかかわらず思ったほど観客は多くなく、去年よりも少なめ。

それでも、体感25℃を超える中で動き回りつつ、他の観客の隙間から撮影するのは中々にしんどい。

70-200mmで撮影しているが、アップで撮影するなら300~400mmが欲しい。

歌詠みの後、曲水を流れてきた杯の酒を口にする。

13:40、童子達が短冊を回収。

ここまでで撮影的メインは終了、暑さもあって思った以上に体力を消費したので、歌人達が短冊にしたためた短歌の詠唱が行われる様子を休憩しつつ眺める。

14時、歌人退庭。去年は退庭前にチンドンパレードの撮影に向かったので今年初めて見る。

入庭はほぼ逆光だったが、退庭は順光。

退庭後の境内の移動にもついて行く。

記念撮影に便乗。

午前中は曇り空で撮影しなかったので、青空が広がったイベント終了後、少しだけ境内を撮影。

最後に一番立派な桜の木がある仁王門を撮影し会場を後にした。

快晴かつ満開の桜で大満足の撮影だった~♪

 

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