去年1日目に訪れた岩瀬曳山車祭、今年は2日目に訪れた。
岩瀬曳山車祭は毎年5/17と5/18の固定なので、土日に行われる他の祭りとかぶりにくいのがよい。
メインのケンカ(曳き合い)は、1日目は諏訪神社前、2日目は忠霊塔前と場所が変わる。
駐車場は1日目と同じく富山競輪場、距離が1kmくらい遠くなるので移動が大変。
広大な駐車場なので、おそらくいつ来ても埋まっていることはない。
ケンカは22時頃からだが、20時からのお囃子競演も撮影したいので19時頃に忠霊塔前に到着。
何よりも驚いたのが人の少なさ、カメラマンが数人場所取りしている程度で、多くの屋台があって人がごった返していた1日目とは大違い。
場所取りの必要も全くなく来るのが早すぎたかなとも思ったが、お囃子競演が19時半頃から始まったので、早めに来ておいてよかった。
T字の交差点に5基が集合してのお囃子競演。
1日目と同じくメインの場所には祭り用にかなり明るい照明が設置してあるので撮影環境は悪くない。
まだまだ観客よりも町の人の方が多い。
自分の認識ではお囃子競演があるのは2日目だけだが、去年は規模縮小だったこともあって正しいかはわからない。
お囃子競演前の町内の曳き回しも撮影したいと思ったものの、詳しい巡行経路が全くわからない。
1日目の運河沿いの一斉揃いのような撮影スポットはあるのだろうか。
お囃子競演は、各町が交代しつつ3,40分続いた。
その後は特に動きがあるわけでもなく、ひたすらケンカが始まるのを待ち続ける。
何だかんだで結局22時半過ぎに1回目のケンカ開始。
さすがに観客も多くなったが、1日目と比べると全然。
ケンカは全部で5回、11基あるから1基は参加しないということでいいのかな。
岩瀬曳山車祭のケンカは、他のケンカ祭りとは異なり、ぶつけ合った後に綱引きし合うというスタイル。
この綱引きが意外と長く行われるので、ケンカ1回につき15分程度の時間がかかる。
綱を引いている場所までは照明が届きにくく、綱引きする若衆の撮影はやや難しい。
1日目とは異なり、多少は自由に動き回っての撮影も可能。
ただし、1日目と同じく横には警察官がずらっと並んでいるので、横から撮影するには脚立的なものが欲しい。
今回は50mmf1.4、135mmf1.8単焦点レンズで撮影した。
照明がきちんと当たっている場所では、シャッタースピード1/500s、ISO1000~2000くらいで撮影できた。
こういうインパクトのあるデザインの曳山車は撮影的に助かります。
上から手を振る人。
中がどういう構造になっているのか気になる。
にゃんこ~
ケンカのある曳山祭りは街中を曳山を追いかけ回して撮影しなくても撮れ高を確保できるので体力的に助かる。
この日も5時間くらい撮影していたが、最も体力を浪費したのは駐車場から会場までの歩きだった。
衝突の衝撃凄そう。
何十回も衝突する伏木ケンカ祭りとは違って衝突は5回しかないので貴重なシャッターチャンス。
午前0時過ぎ、横道に並んでいる曳山車を撮影しつつ帰宅。
昨年の1日目の様子はこちら。