毎年6月2日と3日に高岡市国泰寺で「国泰寺開山忌」が開催される。
2024年は開山国師御生誕750年にあたり、記念行事を大規模に行うと聞いて去年から注目していた。
しかし、能登半島地震の影響で、毎年恒例の全国から集まった虚無僧達が尺八を吹きながら境内を練り歩く行事はなく、規模縮小での開催となった。
一方で、通常は行われない獅子舞奉納があるということで撮影に訪れた。
開始は10時過ぎから。
30分ほど前に到着したときにはまだ参拝客も少なく、隣接する駐車場に駐車できた。
国宝瑞龍寺、国宝勝興寺と並んで高岡市の三大寺院として扱われることもあり、見事な境内。
緑に囲まれていて池もあり、個人的には瑞龍寺や勝興寺よりも気に入っている。
以前から雪景色を撮りたいとも思っているのだが、まだ機会に恵まれない。
10時15分頃から開山禅師御生誕七百五十年慶讃法要が始まった。
国泰寺開山忌は、毎年撮影したいと思いつつも機会に恵まれなかった。
法要の内容が今年は特別なものなのかはわからない。
国泰寺での行事の撮影自体は約2年ぶり。
虚無僧の練り歩きはなくとも尺八の演奏は恒例になっている。
法要のメインは、僧侶達が本堂内を歩きながらお経を唱える「行道」だろうか。
行道は20分ほども続いた。
50分ほどで法要終了。
その後法話があり、予定の11時半より15分ほど遅れて獅子舞奉納開始。
枯山水の日本庭園内での獅子舞奉納はロケーションが最高。
法要の時にはいなかった観衆も100人ほど集まってきた。
あまり一般には知られていないイベントなので地元の人達かな。
谷内と西田(さいだ)の両自治会が獅子舞奉納。
当初は曇っていたが、途中で運良く太陽が出てきてくれた。
青空が広がる本堂バックで。
本堂の軒下は特等席かも。
獅子あやしが多いと壮観だな~。
2団体が奉納したこともあり、合計40分ほどの獅子舞だった。
獅子舞奉納終了後、法堂前で記念撮影。
2団体は総門をくぐって各町に戻っていった。
かなりの坂道なので大変そう。
各町ではこの後も各所で獅子舞演舞が続くようだったが、自分はここで撮影終了。