例年ならば毎年8月25日の富山市婦中町中名熊野神社の稚児舞が3年ぶりに奉納されるということで、撮影しに訪れた。
今年の8月25日は平日、他の祭りとかぶらないのでスケジュール的に助かる。
観光客向けでない祭りでありがちだが、ネット上にほとんど情報がないのが困りもの。
16時か17時頃開始っぽいので、15時半頃に熊野神社に到着、隣接する駐車場に駐車できた。
30台分ほどの小さな駐車場で、最初から関係者用に一部が場所取りされているので開始ギリギリに来ると駐車できるかは微妙。
16時20分すぎから熊野神社裏にある中名公民館から稚児が出発すると聞き、道中を撮影することに。
稚児は終了まで土を踏んではならないので、父親の方に担がれて移動する。
この時間になっても30℃を超えており、どれだけの距離を移動するのか不安なままついて行く。
先回りしつつ撮影。
左肩に担がれていたら稚児がこっち向きだったのに~。
結局、移動距離は神社を半周する300mほど、時間にして10分ほどで神社に到着したのでほとんど体力を消費せずに済んだ。
17時すぎ、中名青年会による獅子舞から開始。
勝手に1時間程度で終わる祭りかと思っていたら、ガッツリ3時間ほどあることを初めて知る。
あわよくばこの後別のイベントを撮影しようと思っていたが断念。
篠笛演奏。
17時20分頃に餅撒き。
境内には100人くらいの観衆。
17時半前、稚児舞開始。
1つ目は小学4年生の小稚児2人による鉾の舞。
この日のために作られた特設舞台。
横では薪が燃やされていると思ったら、ガス供給だった。
10分ほどで終了。
続いて小学6年生の大稚児2人による賀古の舞。
悪霊を退治する舞とのこと。
15分ほど間が空き、18時頃から4人で林歌の舞。
4人全員が正面を向いて横に並ぶ瞬間があれば画になると思って狙っていたのだが、なかった。
どの舞も同じ動きを何回も繰り返すので、シャッターチャンスは多い。
初めて見た稚児舞、動きもさほど速くはなく、巫女舞に近い。
18時15分、2回目の獅子舞演舞。
夕焼け空が綺麗だった。
18時20分、大稚児2人による蛭子の舞。
豊漁を祈る舞。
18時30分、小稚児2人による小奈曽利の舞。
一気に撮影が難しい明るさになってきた。
ISO1000超え。
18時50分、大稚児2人による大奈曽利の舞。
アニメキャラクターのようなお面をかぶっているので、一番インパクトが強かった。
ジジ面・ババ面というらしい。
特設舞台には照明もあるが、ISO2000ほどになった。
19時10分、獅子舞演舞。
19時15分、ラスト7つ目は4人での陪臚の舞。
空はすでに真っ暗。
こちらも全員が正面を向いて横に並ぶ瞬間はなかった。
始まったときにいた10人くらいのカメラマン、いつのまにかほとんどいなくなっていた。
観客は増えており、最初は必要性に疑問を感じていた露店もそれなりに賑わっているようだった。
ラストだからか他の舞よりも少しだけ時間が長かった気がする。
19時半、事前に知らなかったのだが、神輿がやってきた。
暗すぎるのでストロボ投入。
境内で乱舞。
10分ほどで境内から退出。
19時45分、最後に再び餅撒き。
4人の稚児が再び父親の肩に担がれて境内を退出していくのを見届けて撮影終了。
射水市加茂神社稚児舞の様子はこちら。