4月第4日曜日、300年もの歴史がある奇祭「酒とり祭り」を撮影するために小矢部市下後亟(しもごぜ)神明宮を訪れた。
15時頃まで射水市太閤山ランドのよさこいイベントを撮影し、16時頃に到着。
小矢部東ICを下りてわずか数百mで非常にアクセスがよくて助かる。
すぐ前に駐車スペースもあり、周囲の様子をうかがいつつ神事が始まるのを待つ。
午後16時半から宮内で神事が始まったが、撮影が難しそうなので17時開始の獅子舞から撮影することにした。
鳥居付近は日光が当たっていたが、宮付近は日陰。
神事を終えて出てきた関係者、カメラマン、一般客100人ほどが見守る中で獅子舞奉納。
酒とり祭りは、以前は毎年固定日に行っていたが、人が集まりにくいので去年から日曜日開催になったらしい。
体感7,8℃でめっちゃ寒いのでほとんど冬の格好で撮影。
15分ほどで獅子舞奉納終了。
17時20分過ぎ、メインの酒とり開始。
ふんどし一丁の裸足の男達が走り込んでくるところを連写。
去年はフェイルシールドをつけてやっていたようだが、今年はなし。
宮内でひしゃくに御神酒を入れてもらい、「キェェェェェ」という奇声を発しながら観衆に振る舞う。
以前はひしゃくから直接飲んでいたらしいが、感染対策で紙コップでもらい受ける方式になった模様。
御神酒をもらい受ける観衆が驚くくらい嬉しそう。
途中からは酒をぶちまけるシーンも出てきたので集中的に撮影。
1升瓶15本分がなくなるまで続けられた。
その間、約7,8分。
シャッターチャンスは少なくはないが、激しく動き回るのでピント合わせが難しく、思っていたよりも撮れ高は少な目だった。
17時半、全員拝殿に集合して終了。
記念撮影に便乗。
今回御神酒を振る舞った男衆は10人ほどでそこそこ多いと思ったが、過去には30人近くいたときもあるようで少ない方だった。
同じ下後亟神明社で9月に行われた越中源氏太鼓の様子はこちら。