砺波の空を彩る熱気球!チューリップバルーン大会(2024/4/20)

春と秋に年2回開催される砺波の熱気球大会、特に春の方はチューリップとコラボできるので毎年撮影したいと思いつつも、天候が微妙だったり、早朝すぎて気が乗らなかったりで、撮影機会を逸していた。

今年、久しぶりに撮影する機会を得ることができた。

1週間ほど前から天気予報とにらめっこして当日早朝の天候が良好と判断、さらに前日に付近を下見するという力の入れ様。

当日、6時半開始の開会式の30分ほど前に到着し、会場の砺波中村グラウンドにある駐車場に難なく駐車。

フライトは7時から、主な撮影はフライト準備が始まる開会式後になるので、今のうちにプリンセスチューリップを撮影させてもらう。朝日に照らされて綺麗です。

チューリップバルーン大会は2日間に渡って行われるが、初日の開会式のときに1人だけプリンセスチューリップが来るのが通例な模様。

来賓の挨拶やフライトの注意事項が述べられる開会式が10分ほどで終了し、6時40分頃から各チームがフライト準備を開始する。

秋も含めると5回くらい来ているが、今までで一番人が多い。

5年ぶりに体験搭乗も実施されるということで100人くらいが列を作っていた。

天候が良好ということでカメラマンも大集結。

轟音を立てながら炎を噴射して気体を温め、バルーンを膨らませていく。

内部の気体が温まると体積が膨張し、下部から気体が外に逃げて気球内部の空気の密度が小さくなる。

外部の気体よりも比重が小さくなり、バルーンは自ずと浮き上がる。

今回で29回目のチューリップバルーン、35チームが参加とのこと。

せまいグラウンド内で押しくらまんじゅうしあうバルーン達がいつ見ても可愛い。

7時12分、1基目が離陸。

離陸の順番は決まっていないと思うのでたまたまだと思われるが、最も画になる立山町のマスコットキャラクターらいじぃのバルーンだった。

バルーンは続々と離陸していくので、撮影時間にはあまり余裕がない。

チューリップバルーンなので、単に熱気球だけ撮影し続けていてもしょうがない。

やっぱりチューリップと一緒に撮影するべき。

近辺のチューリップ畑に行くという手もあったが、今回は前日に下見しておいた隣接するチューリップ公園で撮影することにした。

チューリップ公園は4/23開始のチューリップフェアの準備のために主要な区画は立ち入り禁止となっているが、一部区画には入ることができる。

何基かが離陸し始めた時点でチューリップ公園に小走りで移動する。

チューリップフェアに備えてすでに準備万端、至る所にチューリップがあり、バルーンとコラボできる。

今年も温暖化のせいでチューリップの開花が早いらしく、チューリップフェア開始前にもかかわらず満開に近い。

当然、多くのカメラマン達も集合。

6時に来たときは6℃くらいで上着を羽織っていても寒かったが、すでに気温は12,3℃くらいで、上着を車に置いてきたにもかかわらず、小走りで移動しながら撮影していると汗だく(笑)。

数日前から黄砂がえげつなかったので心配していたが、会場近辺で撮影する限りは思ったほどの影響はなかった。

遠くの展望台から望遠で撮影しようとしてたカメラマンの中には、黄砂がひどくてほとんど見えず、撮影を断念した人もいたっぽい。

今年はほぼ例年通りの時期に開花した桜、チューリップ公園近辺には遅咲きのものが多い。

まだ見頃が続いていたり、ほぼピークに近い桜が多く、桜、チューリップ、バルーン、水車の四重奏も可能。

最もカメラマン達が密集していたのがやっぱりここ。

日陰じゃなかったら完璧だった。

今回は上空の風が弱かったのだろうか。

バルーンの移動が遅く、ここまで多くのバルーンを同時に撮影出来たのは初めて。

拡大してよく見ると20基くらい写ってる。

熱気球は一旦上がると自力で方向をコントロールできず、風に流されるまま。

炎で熱することで高さはコントロールできる。

高さによって風の向きが違うので、それを読んで高さを変えて希望の向きの風に乗って移動する・・・とかだったはず。

立ち入り禁止区域の水上花壇やチューリップタワーを望遠で合法的に盗撮(笑)。

熱気球に乗って上空からの光景も撮影してみたい気もするが、実際に乗ってみたら怖すぎて撮影どころじゃなくなりそう(笑)。

2年くらい前?のチューリップフェアから設置されているバブルスカイエリアに移動。

バルーンとバルーンのコラボが撮影できたが、離陸後すでに15分くらいたっていたので熱気球ちっちゃ。

望遠で撮っておくかな。

だいぶバルーンが遠くなってきたので、最後に遊具ともコラボしてチューリップ公園での撮影完了。

どうせ家に帰るついでなので、小矢部あたりまでバルーンを追いかけてきてみると、水田に映るリフレクションを撮影することができた。

着陸してそのまま終了するチームもあれば、もう一度離陸していくチームもあるっぽい。

これ以上追いかけてもキリがないのでここで撮影終了。

どちらにせよ撮影するつもりはなかったが、翌日は天候不良で5基ほどだけ飛んだ時点で中止になったらしいので、初日に撮影しておいてよかった。

 

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