圧巻の1000本!富山市八尾町聞名寺と城ヶ山公園の満開の桜2024

4月中旬の快晴の日の正午頃、桜を撮影しに富山市八尾町を訪れた。

八尾町には越中八尾曳山祭やおわら風の盆の撮影で10回ほど来ているが、桜の時期は初めて。

桜の名所とされる聞名寺と城ヶ山公園の2ヶ所を撮影する計画。

八尾の中心地区に向かう途中からすでに城ヶ山の斜面に桜が咲き乱れている様子が見えたので、適当に路駐し、坂の街である八尾の街並みと井田川とともに撮影。逆光かあ。。。

聞名寺に到着。

正面左にある階段から境内へ。

今年の桜も終盤、桜吹雪が舞っていた。

とりあえず正面からの1枚を確保。順光でいい感じ。

事前のSNS情報通り、ソメイヨシノは終盤だが、しだれ桜は満開やや手前。

自宅から微妙に遠く、そんなに何回も来られないので、両方撮影するという意味では丁度いいタイミングだったと思う。

境内には見事なしだれ桜が複数本。

夜にはライトアップされる。

水面に映るしだれ桜。

人はほとんど訪れないので撮影しやすいが、車が邪魔。。。

20分ほどで撮影終了。

続いて城ヶ山公園へ。初めて訪れる。

車でも上の方まで行けるっぽいが、日本の道100選にも選ばれている石畳の諏訪町本通りに来てみると、城ヶ山公園に続く階段の下で桜の木がお出迎え。

せっかくなので、階段を登っていってみることに。

軽い気持ちで登り始めたが、思っていた以上に長い階段なうえに体感25℃ほどもあり、かなりの体力を消耗する。

階段の終点に来てみると、桜に囲まれた遊具がある広場。

ここからの展望はどうか。

直下の広場が見えただけ。

この日は、八尾町に来る前にも午前6時頃から撮影し続けていた。

遊具がある広場がそこまで広くなかったので、この時点ではまだこの後の地獄を知る由もなかった。

熱中症に細心の注意を払いつつ、広場にある遊具や石碑を撮影。

桜の木の隙間から多少の展望。

反対側には立山連峰も見えた。

この広場では20分ほど撮影した。

他にも撮影する場所あるのかな~とか思いつつ、道なりに進んでみる。

すぐに池の広場に到着。

銅像などもあってなかなか撮影しがいのある場所だった。

Googleからアダルト警告来ないか心配になる銅像(笑)。

この近くに管理棟があり、城ヶ山公園の案内看板を発見。

「嘘でしょ・・・。」

まだまだ先と上があることに愕然。

全く心の準備が出来ていなかったが、せっかく来たので撮影を続行。

管理棟すぐ横の広場。

お馬さんがいた。乗っていいらしい。

管理棟前の広場。レジャーシートを広げてお花見している人達も複数。

お馬さんを遠目から望遠で狙う。

管理棟後ろにある眺望の広場。

なかなか開けた場所だが、この日は暑さのせいか黄砂のせいか空気がよどんでおり、眺望は今一つ。

それにしてもこの城ヶ山公園、そこら中に複数種の桜が咲き乱れている。

1000本ほどもあるらしく、密集という観点では富山県No.1に近いかもしれない。

複数箇所の展望エリアや広場があり、駐車スペースもあるので、撮影目的のカメラマンからお花見目的の人までが幅広く楽しめる。

城ヶ山公園の撮影開始から約1時間半、ようやく端っこと思われるエリアに到着。

凄まじい桜の密集度だが、電柱と電線が邪魔。。。

立山連峰も見えた。

相当な体力を使って端っこまで来たはいいものの、まだ頂上に続くルートがあり、ここからは車でも行けないので歩いて行くしかない。

必死の思いで登ること10分、ついに城ヶ山202mの頂上に到着。

夜にはライトアップされるっぽい展望台から望む富山平野。富山湾まで一望。

新湊大橋と富山新港火力発電所方向。

中央付近には富山市の桜の名所である婦中ふるさと自然公園も見える。

麓から頂上まで歩いて山に登ったのはこれが人生初。

頂上からの景色を見るために危険を冒して登山する人の気持ちが少しわかった気もするが、自分は二度と登りたくない(笑)。

頂上にはもう1ヶ所別の展望スポット。

撮影的にはこっちか。

城ヶ山の斜面に咲き乱れる桜、井田川、管理棟、さらにその奥に2時間前にいた聞名寺も見える。

まだ14時だったので時間的には他の桜スポットにも行けたのだが、午前6時からほとんど歩きっぱなしで、体力が限界。

翌日も快晴予報なので桜撮影の予定があり、これ以上無理をして撮影すると翌日の撮影に響くので、帰宅することを決断。

クタクタになりながらも何とか車まで生還することに成功したのであった。

 

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