コロナも一段落してようやく様々な祭りが再開の兆しを見せているが、関係者がみんなマスクしていると写真的に微妙なので今一つ撮影する気が起こらない。
この出町子供歌舞伎はそんな心配はいらないので撮影しにやってきた。
コロナ前から撮影したかったが、他の祭りを優先していたので丁度いい。
2日間あるうち、1日目は雨予報だったので快晴予報の2日目に訪れた。
会場となる砺波駅前市街地から約2、300m離れたところにあるチューリップフェア用の駐車場に駐車。
午前一発目の10:30直前に会場着。
一発目の上演は「絵本太功記十段目尼ヶ崎の段(上)」
明智光秀が本能寺の変で織田信長を討ってから天王山の合戦で豊臣秀吉に破れるまでの話。
逆光気味の撮影。
観客は100~200人くらいか。
設置されている椅子に座って撮影するなら別だが、後方から撮影するぶんには70-200mm1本でも十分かな。
1回4、50分の結構な長丁場。
演じているのは小学校3年生から6年生の子供達。
練習相当大変だっただろうなあ。
予定通り50分ほどで1回目の上演終了。
なぜか見に来ていたプリンセスチューリップを撮影。
40分後、場所を変えて「絵本太功記十段目尼ヶ崎の段(下)」の上演。
モノクロにしてみる。
気温は15℃くらいで、歩き回って撮影していても汗をかかないのでちょうどよい。
カメラマンは20人くらいだったかな。
最前列に座って撮影でもなければ場所取りの必要はない。
テレビカメラも複数。
12時半、2つ目の上演終了。
衣装や化粧チェンジのために1時間半ほど開いて14時20分、「釣女」の上演。
ド逆光。
先程までは細い通りでやっていたが、今度は大通り。
観客も増えて300人くらいいたかな。
美人が釣れましたと。
大通りで左右に観客席が設置されていない歩道があるので、横方向からも割と自由に撮影できる。
自分も美人を釣りたいな~
予想通りのオチ(笑)。
15時45分、場所を変えて二度目の「釣女」
今度は順光。
順光だと青空が映えます。
何かいい感じに仕上がった。
子供達が練習の成果を青空の下、曳山の上で披露できて何より。
役者は祭りが終わるまで地面に足をつけてはいけないらしいので終了後の移動はだっこで。
疲れたので三度目の「釣女」はパスして夜に再び訪れた。
衣装と化粧をチェンジして、二度目の「絵本太功記十段目尼ヶ崎の段(上)」の上演。
夜の雰囲気もいい感じ。
ライトアップされているので撮影難度は高くない。
観客は200人くらいか。
体感で10℃ほどで、座って観覧する場合は真冬の格好でもいいくらい。
「絵本太功記十段目尼ヶ崎の段(上)」と「絵本太功記十段目尼ヶ崎の段(下)」がほぼ続けて上演されるので1時間半の長丁場。
ほぼ予定通りの20時45分、フィナーレ。
その後1人1人の役者紹介など。
楽しい餅まきタイム。
後方で撮影しながらだったけどピンクのお餅2個ゲット。
演目終了から約1時間後、最後に集合写真を撮影しておられました。
本格的な祭りの撮影を3年ぶりくらいに満喫できました。
公式サイト 砺波市出町子供歌舞伎曳山会館