4年ぶりに富山県ダントツNo.1の雅な祭りが開催されると聞いて、富山市婦中町各願寺にやってきた。
4年前にも来たが、途中で雨が降ってきたせいで肝心な部分が屋内開催になってしまっていた。
今年は雨が降る心配が一切なく、実質的に初撮影となった。
祭りは午前10時開始、幼稚園児達のお遊戯を見届けた後、午前10時半頃から始まった獅子舞から本格的に撮影を開始した。
今年は観測史上最も早く桜が満開になったため、会場の周りを取り囲むように咲いていたはずのソメイヨシノは完全に散ってしまっていた。
4年前は4/14でも満開だったのに~
しょうがないのでわずかに残った遅咲きのしだれ桜を利用しつつ撮影。
思っていたよりも長く、獅子舞は20分以上続いた。
獅子舞終了後、適当に巫女さんを撮影しつつ11時45分開始の入山行列を待つ。
富山藩主入山行列開始。正午が近づくにつれて立山連峰も徐々に見えるようになってきた。桜が満開なら完璧だったのに~
4年前と同くらいの見物客がいた印象。
その後記念撮影タイムなどがありつつ、12時半過ぎ、奴行列と歌人の入庭。
入庭するだけでもその雅やかさは他のイベントの比ではない。
立山連峰バックの巫女舞。
今年の歌題は「学」。
曲がりくねった水路に上流から盃を流し、自分の前を通り過ぎる前に短歌を詠む。
20分以上にわたって結構な数の杯を流していた気がする。
カメラマンも含めて観客は300人くらいだろうか。
園児達ががお遊戯発表していたときが保護者達で一番人が多かったかな。
13時半過ぎ、童子が短冊を回収。
曲水の宴は14時までの予定だったようだが、富山市中心部で14時半開始のチンドン大パレードも撮影するため、13時45分頃に短冊にしたためられた短歌が詠まれているのを横目に各願寺を後にした。