毎年5月15日の金沢市大野湊神社の春季例祭で奉納される神事能を撮影した。
今年は第412回、歴史の重みを感じる。
能は見るのも撮影するのも初めて。
能は12時開始ということで、隣接する臨時駐車場に11時半頃に到着、境内を撮影しつつ開始を待つ。
境内には10ほどの屋台も出ており、学校が終わる夕方以降にはかなり賑わう模様。
予定通りの12時に神事能開始。
といっても能は最後のトリで、その前に素謡、舞囃子、狂言、仕舞が続く。
観客は100人ほどだろうか。
そのうちカメラマンは10人くらい。
大野湊神社境内にある素晴らしい能舞台で行われているのだが、観客席の上に大きな白いテントが張られており、後方からでは建物を含めた全体を撮影することができない。
結局、最前列を早くから場所取りしていたのでもなければ、後方から望遠で撮影することになる。
その場合は300mm程度欲しい。
快晴で20℃を超えており、動き回って撮影していると結構暑い。
撮影に邪魔な白いテントも直射日光を防いでくれる分には大変有り難い。
すべて合わせると2時間半ほどの演目になるのでそこそこの耐久撮影。
狂言や能を撮影できる機会は極めて少ないので非常に貴重な祭り。
基本的に動きはゆったりしているので撮影は容易。
13:30頃、ようやく大トリの能が始まる。
いつのまにか保育園児や小学生と思われる団体も来て、観客が200人ほどに増えていた。
カメラマンも少し増えた気がするが、撮影に影響するほどではなく、割と自由に撮影できる。
能は一番長く、45分ほど。
後ろの邪魔にならないようにしゃがみながら前方に移動して撮影してみる。
14時20分頃、全て終了。