この日は午後に子供歌舞伎撮影のため小松市に行く予定をたて、ついでに撮影できるイベントがないかを探していたところ、小松市の木場潟公園で「アジア・パシフィック・カヌースプリント大会」が3日間に渡って開催中ということを知り、午前中に撮影に訪れた。

木場潟公園に到着したのは10時半頃、早速8時過ぎから始まっているレースの撮影を開始する。

参加しているのは、アジア・環太平洋地域の日本、オーストラリア、インド、モンゴル、ニュージーランド、シンガポールの6カ国のみ。

21歳以下の若手選手の大会で、2018年に始まったらしい。

20分に1回くらいの間隔で行われるレースを望遠レンズで撮影。

望遠レンズとはいっても300mm程度しかないので遠目の写真しか撮れない。

レース地点と岸とは50~100mほど離れている。

スポーツ撮影ではやっぱり600mmくらいの超望遠レンズが欲しい。


表彰台も設置されていた。

初めて訪れた木場潟公園。

ここのカヌー競技場は北陸新幹線とコラボできるではないか。

北陸新幹線は割と高い頻度で通過するが、1回のレースは数十秒で終わるので、そう簡単にタイミングは一致しない。

国際基準を満たすように作られた競技場のようで、立派な決勝タワーやトレーニングセンターなどもあった。

北陸新幹線と白山を眺めながらカヌーを漕げる最高の競技環境。



水面ギリギリで撮影できるポイント発見。

これが海なら波が怖くて水面には近づけないが、湖なので波が来る心配は無用。



リフレクションポイント発見。


インドの選手に撮影を依頼されたのでパシャリ。

海外選手はわからないが、日本の選手は半分くらいが高校生で、中には中学生も何人かいたっぽい。








撮影開始から約2時間。

この日は競技最終日で午後から決勝レースが残っていたが、キリがいいところで次の撮影に向かった。
