2023年4月下旬、見頃になったと聞いてツツジの名所である石川県津幡町倶利迦羅不動寺西之坊鳳凰殿に訪れた。
平日の午後4時過ぎということもあってほとんど人はおらず、鳳凰殿の目の前に駐車できた。
拝観できるのは9時から17時までなので撮影を急ぐ。

すぐに目に付くのは手水舎の花手水。

ツツジで綺麗に彩られている。

鳳凰殿の背後に広がるツツジを右方にある高台から撮影。

午後は順光になっていい感じ。

倶利伽羅峠は遅咲きの八重桜の名所であり、それが散る頃にツツジが見頃になる。

右方の高台からそのままツツジがある背後に回り込むことができる。

近くに来てみて初めて気付いたが、全体的に見頃でもすでに傷んでいるツツジが多く、アップで撮影するのは微妙。

一方で、これからピークを迎えそうな株もあり、早咲きの部分と遅咲きの部分のピークが揃うことはなさそう。

いいように考えると、全体的な見頃が長く続くともいえる。

背後の斜面のツツジを一通り撮影後、。

ツツジの他にも牡丹(ボタン)や石楠花(シャクナゲ)など、春のお花が多数。

さながら植物園の様相を呈している。

加えて圧巻なのは藤棚。

もう1つの藤棚。無風ではなかったので綺麗なリフレクションにはならなかった。

ツツジと藤は見頃の時期がほぼ一致するので有り難い。

もう1つの花手水。



17時、閉門直前に撮影完了。

2023年の時はすでにピークを過ぎていたツツジが多かったので、2025年に再び訪れた。

実は2024年のGW中の休日の午後にも来てみたのだが、駐車待ちの車が列を作っていたために断念していた。

その反省を生かし、2025年はGW中の平日の午前に訪れた。

午前は逆光気味で思っていたよりも撮影が難しい。

午前10時頃はほとんど人はいなかったが、徐々に人が増え始め、11時過ぎには関係者が駐車管理に追われていた。

鳳凰殿は紅葉の名所でもあり、午前は逆光気味になる代わりに新緑が美しい。

16mmで右翼殿の内部を撮影。

裏側。

斜面上に登る。

左上に北陸新幹線が写っているのがポイント。

今回は傷んでいるツツジは少ない一方、まだつぼみのものも多く、やっぱりピークは揃わない。


中央にある階段付近が最も密集度が高い。

白、ピンク、赤のツツジで色鮮やか。



望遠レンズでアップ目にも撮影。



真っ赤といっていい赤のツツジ。


小さいお花が密集するタイプの品種も。


今回はツツジのピーク時に来たため、藤のピークはまだ先だった。

もう1つの藤棚は大剪定したらしく、かなりこじんまりとした感じになっていたので撮影せず。

今年も花手水を楽しみにしていたが、2年前よりも規模が小さく、しかもすでに傷んでしまっていたのでこちらも撮影せず。

人がやや多く、撮影待ちなどしていたため撮影に約2時間かかった。

この倶利迦羅不動寺西之坊鳳凰殿は紫陽花と紅葉の名所でもあり、過去に撮影した様子はこちら。