6月中旬の快晴の日、石川県トップクラスの紫陽花の名所である倶利伽羅不動寺の紫陽花が見頃と聞いて撮影に訪れた。
倶利伽羅不動寺には何度か訪れているが、紫陽花の時期に来るのは初めて。
例年6月中旬から7月上旬に見頃になるらしい。
倶利伽羅不動寺は、5kmほど離れた山頂本堂と鳳凰殿の2つに分かれており、紫陽花のメインは鳳凰殿のほう。
まずは自宅から近い山頂本堂の方から。
こちらは2ヶ所ある花手水がメイン。
紫陽花以外のお花もこんもり。
せっかくいい天気なので境内の様子を軽く撮影しつつ、もう1つの花手水へ。
平日ということもあってか自分以外に見かけたのは数人だけだった。
こちらの花手水は紫陽花のみ。
龍の形をした蛇口は修理中か何かで今回はなかった。
こちらの花手水、入り口から続くこの暗い通路の途中にあり、あまりシャッタースピードを早くできないので手ぶれに注意しつつ撮影した。
多くはないが実際に咲いている紫陽花も。
15~30分ほどで一通り撮影できる。
車を10分ほど走らせて鳳凰殿へ。
駐車場のすぐ横におそらく石川県No.1であろう紫陽花の撮影スポットがあるのだが、まだ見頃には早かった。
また後日訪れることにして花手水へ。
グラデーションが美しい。
紫陽花撮影は基本的には雨の日がベストと考えているが、花手水だけは晴れた日のほうが好み。
おたふく紫陽花も少々。
鳳凰殿は青紅葉も美しい。
この鳳凰殿は春にはツツジ、秋には紅葉の名所となる。
可愛らしいお地蔵さんがいるもう1つの花手水。
周囲の地面も紫陽花で彩られている。
暑い中約1時間かけて他にもいろいろ撮影したが、やはり晴れている紫陽花は今一つですべてボツにした。
6月下旬の雨の日に再び訪れた。
入り口から300mほど先にある駐車場までずっと紫陽花ロード。
見頃になっていた駐車場横の紫陽花の壁。看板があるので見逃すことはない。
圧巻だけどモデルが欲しい(笑)。
愛車を横付けして撮影している人もいた。
2回目なので効率よく撮影して回る。
裏側などわかりづらい場所に咲いている紫陽花も多い。
平日の雨の日ということでこの日も見かけたのは数人だけ。
場所によってピークが1,2週間ずれるので、見頃は長く続く。
この日訪れたのは15時頃、鳳凰殿は17時まで、山頂本堂は18時までなので鳳凰殿を先に訪れた。
雨の日の花手水。
この藁屋根的なの何のためにあるのだろう。
SNSを見ていると花手水の構造は毎年変わるっぽい。
鳳凰殿の中から。
青紅葉もしっとり。
もう1つの花手水。
多くはないが、鳳凰殿を取り囲むように配置されている観音様や燈籠的なものの周りにも紫陽花が咲いている。
観音様の周りはガクアジサイが多め。
この日の気温は20℃くらい。
動き回って撮影していると少し汗をかく。
一旦汗をかいたり雨に濡れたりすると20℃はちょっと寒く感じる。
最後に上から撮影。
雨で撮影しにくかったこともあり、結局一通り撮影するのに1時間くらいかかった。
山頂本堂へ来てみると霧がかかって幻想的な感じに。
今回は紫陽花のみの花手水に変わっていた。
体感15℃くらいで薄着だとかなり寒い。
山頂本堂は撮影ポイントが少ないので、風邪を引く前に素早く撮影する。
自分以外誰もいない。
15分ほどで撮影終了。
鳳凰殿の紅葉の様子はこちら。