小松市お旅まつり 曳山子供歌舞伎上演(2025/5/11)

毎年気になっていたが、自宅からやや遠かったり、他のイベントと被っていたり、天候不良だったりで中々撮影できずにいた小松市お旅まつりの子供歌舞伎を今年ようやく撮影できた。

金・土・日の3日間に渡って行われるお旅まつり、メインの2日目は観覧席が有料。

演目を撮影するだけならいつでも同じと思い、3日目の日曜日に訪れた。

13時半からの八町こども歌舞伎の上演を見ようと13時頃に会場に到着、全然人いないなあと思って余裕をぶっこいていたらそこは15時開始の龍助町の上演会場だった。

しばらくして知り合いのカメラマンに久しぶりに出会い、ここで初めて13時半からの八町こども歌舞伎の上演がすぐ近くのこまつ曳山交流館みよっさ内で行われることに気付いて慌てて移動するも、開演20分くらい前の時点ですでに入場規制がかかり入れず愕然。

ガックリしながら15時開始の龍助町の上演を待つ羽目になった。

八町こども歌舞伎の上演は16時半からもあるので、そこまで落ち込む必要はない。

演目内容の漫画なども掲載されたパンフレットが配布されていたので、それを読みつつ時間が過ぎるのを待つ。

不幸中の幸いで、この待ち時間中に獅子舞を発見して撮影することができたので無駄な時間ではなかった。

歌舞伎だけでなく獅子舞も中学生以下の子供達だけで演じられている模様。

龍助町松雲堂の前で記念撮影。この中で子供役者達が準備していた。

龍助町の開演約10分前、松雲堂から出てきて移動する子供役者達を撮影することに成功。

上演前の囃子方の口上も見事。

15時、龍助町の「玩辞楼十二曲の内 義士外伝 土屋主税」の上演開始。

獅子舞を撮影して戻ってくると数百人の観衆が集まっており、その後方から望遠レンズで撮影。

子供歌舞伎は3年前の富山県砺波市子供歌舞伎以来の撮影。

砺波の子供歌舞伎よりも観衆が多く、400mm以上の望遠が欲しい。

龍助町の会場は快晴だとド逆光になるので曇りで丁度よかった。

龍助町の演目を演じるのは6人中5人が女の子。

小学生とは思えない堂々とした演技に圧倒される。

相当な練習の成果。

1回の上演は1時間弱。

休まずに撮影し続けるので中々に体力を消耗する。

途中から登場した赤穂浪士の1人大高源吾役の子だけが男の子。

予定では55分となっていたが、50分ほどで終了。

終了直後直ちに16時半からの八町こども歌舞伎のこの日2回目の上演を見るためにこまつ曳山交流館みよっさに移動し、今度は無事に入館できた。

初めて入館したみよっさは思っていた以上に狭く、上演40分前の時点で残り座席は最後列の3席だけだった。

座ると撮影が困難なので、あえて座席のさらに後ろからの立ち見を選択。

空間的にはまだ多少の余裕はあったが、早々に入館規制をかけているようで、館内は立ち見を合わせても150人ほどしかいなかった。

予定通り16時半に八町こども歌舞伎の「旅衣小松緑弥栄 義太夫 勧進帳」の上演開始。

舞台上には曳山を模したセット。

例年は雨が降らなければ屋外で行われるが、今年は特別に屋内で上演。

最初は撮影的に屋内は微妙かなあと思っていたが、いざ撮影してみるといい感じの舞台照明もあって悪くない。

何よりも会場が狭く後方から舞台までの距離が近いので、超望遠レンズでなくとも撮影が捗る。

心配された明るさも舞台照明のおかげで気にならず。

ただし場所移動はできないのでずっと同じ場所から撮影。

55分ほどの上演だった。

この後はまだ龍助町の19時からの上演が残っていたが、体力的に厳しく、撮れ高的にも十分かなと思ったので撮影を完了した。

300mほどの離れた駐車場の駐車料金も日中の上限の300円で済んだ。

 

最新情報をチェックしよう!