能登島向田の火祭(七尾市向田町キリコ祭り)(2019/7/27)

この日は開港120周年記念で花火+かっちゃというまたとないチャンスの伏木港まつりに行く予定だったが、台風接近の大雨であえなく中止。

他の花火大会も中止になる中、当初は考えもしていなかったキリコ祭りに行くことを思い立つ。キリコ祭りは大雨でも行われることが多いっぽい。

この日の七尾市ではもう1つのキリコ祭り、塩津かがり火恋祭りがあるのでどっちに行くか迷ったが、日本三大火祭りにも数えられるという向田の火祭りに決定。念のため電話で開催を確認してから向かう。

神事が19:30からということなので18:30頃に到着。

一番近いと思われるJA能登島支店に駐車。駐車台数は少ないがまだ空いていた。

かなりの雨なので雨対策などいろいろ準備して19時頃に数百m離れた伊夜比咩神社に。大小7つのキリコがおいてあるだけで人がほとんどいない。

その後一気に関係者や観客やカメラマンが集まってきて、予定通り19時半頃から神事が始まる。

19:45分頃、 神輿に続いてキリコが伊夜比咩神社を出発し、500m離れた崎山広場へ。

しかし雨がひどい。

道中は非常に暗い。

マスコミ様のライトを利用。

明るめの電灯みつけたと思って喜んで撮影していたら、フリッカーがあああ。最悪。

20時半頃崎山広場に到着。神輿とキリコが大松明の周りを何周かする。

観客は数百人ほどだろうか。カメラマンは数十人ほどと多くはない。

タイヤあるのに持ち上げて運んでる。

21時20分頃、ようやく待望の手松明タイム。

多くの観客達も参加。

残念なのはこれの前にキリコが退場してしまうこと。燃えてしまうからかな。キリコバックなら撮影的に完璧だったのに~

手松明を回しまくる。これを撮影するためにわざわざ三脚を持ってきた。

外国人がクレイジーと言っている。

21時半頃、合図と共に一斉に手松明を大松明に投げ入れ、大松明が激しく燃え始める。

高さ30mという能登半島キリコ祭りの中で最も大きな大松明。

綱を引っ張り合って支える。

最終的に綱が切れて大松明が山側に倒れると豊作、海側に倒れると豊漁になるとされる。

大松明の先端には幸運をもたらすという御幣がつけられており、大松明が倒れるとともに若者がそれを取りに殺到する。

自分がいる方向に倒れてきた~よ

大松明が倒れた後は綱引きするように柱を引き抜きつつ消火。

去年は山火事になってしまったとか。

午後22時すぎ、神社に帰っていくキリコを見送って帰路についた。

見所がやたらと遅い時間にあるキリコ祭も多いようだが、早めの時間に終わってくれるので有り難い。

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