この日は別の祭りの撮影予定があったがそちらは午後から、午前に南砺市高瀬神社の奉祝慶賀祭を撮影しに訪れた。
主要行事が午前で終わるようなのでちょうどよい。
午前9時開始ということで、40分くらい前に付近に到着、誘導に従って100mくらい離れたところに路駐。
開始まで境内を適当に撮影する。
高瀬神社はカメラマンの間では夏には風鈴、秋には風車が飾られることでも有名。
また、神話「因幡(いなば)のしろうさぎ」にちなんで「なでうさぎ」が設置されていたりするなど、何やらうさぎとも縁が深い様子。
今年はうさぎ年で、国幣社昇格百年、半世紀ぶりの本殿の銅板屋根の葺き替え工事が完了という記念すべき年ということでこの祭りが開催された。
うさぎのつるし飾り。
お賽銭箱にも多くのうさぎ。
彼岸花も咲いていた。
午前9時半から獅子舞奉納。
運良く天候にも恵まれた。
境内には多くの人がいたが、主に子供達の保護者や家族で、一般の人は少なかったように思う。
手水舎前と本殿前の2ヶ所で獅子舞披露。
午前10時過ぎ、氏子らの先導で稚児行列開始。
中々に長い行列、100組300人ほどの親子が参加したらしい。
体感では50組くらいかと思ったが、そんなに多かったのか~。
華やかな衣装をまとった稚児達。
親子と親子の間隔が狭いので思っていたよりも撮影が難しい。
ただ、いい感じの逆光で撮影コンディションは最高。
日光に照らされて稚児達の髪の輪郭が輝く。
この衣装は今回のためにわざわざ作ったのかな。
保護者はカメラマンなど気にも留めないが、子供達は「この人何しているんだろう」的な感じでこちらを見てきたりする(笑)。
3~8歳くらいの子が多かっただろうか。
ほとんどが女の子で男の子はごく少数。
10分ほどですべての親子が本殿内へ。
稚児達は最後に本殿内でお参り。
10時半、天狗の先導で神輿渡御。
米俵も。
参拝する関係者らを本殿内の風車バックで。
記念撮影に便乗。
半世紀ぶりに葺き替えられた本殿の銅板屋根が日光に照らされて光り輝く。
屋根の光沢は1ヶ月ほどで失われるらしい。
11時、うさぎのつるし飾りの下で越中いさみ太鼓の奉納。
親子らを含めて200人ほどが鑑賞。
いつのまにか多くの稚児達は普段の洋服に戻っていた。
20分ほどで終了。
11時半、太陽が高くなるにつれて銅板屋根にかかる日陰が徐々に少なくなる。
11時25分、餅撒きタイム。
子供達はこの日一番の盛り上がり(笑)。
これで午前の行事は終了、別の撮影予定があったのですぐに高瀬神社を後にした。